coco、ファラフェルを食い逃げする…。
どれくらいの張り切り方かと言うと、RER郊外電車とメトロの1日チケットを買い込んで、あっちもこっちも行きまくるぞ~、というくらい。
ま、たいしたことないか。元を取らないとね~、というくらい。
マレ地区をゆっくり散策。ちょうどお昼時だったので、見たいお店が閉まってた。ガ~~ン。
アンティーク雑貨が置いてある小さなお店なんだけど、控えめなディスプレイにそそられた。
St.PAULの、以前行った雑貨屋さんは、とっても素敵なんだけど、
オーナーの気の強さというか、ガンガン売りますわよ~、というビームを放っていた。(笑)
その点、ここはいいわ~♡ 閉まってるのが残念だけどね。また次の機会に来よう!
マレ地区といえば、
お昼時ということもあって、手にはファラフェルというサンドイッチを持った人が増えてきた。
私も食べようかなぁ~。
一番、行列してるお店に並ぶ。
並んだ途端に、店の人らしいおっちゃんが、「はい、何がいい?」と言うので、
「ファラフェル・スペシィアル、シルヴプレ」 と頼んだ。
そしたら、おっちゃん、紙きれを渡しに手渡した。(オーダー票だね。)
で、私はいまいちシステムがよくわかってなかったんだけど、
どうやら、その場でそのおじさんにお金を払うらしいのダ。
そんなことを気付く前にも、列はドンドン長くなり、その一方で私の番も近づいてきた。 (おぉ~い、おっちゃん…)
一応、お金を用意しておく。 でも、おっちゃんは列の後ろの方へ行ってしまって… (おぉ~い…)
「ハイ、次!」 後ろばっかり見ていたら、カウンターのおじさんが呼びかけた。
私の番? はい、と反射的に紙を手渡す。
すると、カウンターのおじさん、私のためにもくもくとファラフェルを作ってくれるじゃありませんか!
(当たり前か)
そんなわけで…どうしていいのかわからずに、私はタダでファラフェルをゴチになったのであった。
ケバブはよく食べるけど、このファラフェルは初めての体験。
ヒヨコ豆のコロッケがカリカリ香ばしくて、油で揚げたナスのトロリ感…
おいしかった~♡
っていうか、お金払おうよ。そう思うでしょう?
その頃には、おっちゃんいなかったんだよね…。
おっちゃん、ご馳走さま。また来るよ。今度はちゃんと払いますって!