フランス存在日記
2021-01-12T12:33:17+09:00
exmouthcoco
フランス生活17年。そろそろ終盤。念願の、ヨットで世界中を旅してきます。
Excite Blog
ラジオ出演と、ブログ引越しのお知らせです。
http://exmouthcoc.exblog.jp/30391567/
2021-01-12T12:33:00+09:00
2021-01-12T12:33:17+09:00
2021-01-12T12:33:17+09:00
exmouthcoco
フランスでの日々のつぶやき
いつも フランス存在日記をご覧いただき ありがとうございます。
かれこれ16年続けてきたこのブログですが、新しい年を境に引越しすることに致しました。
普段はiPadから投稿していたのですが、何せこのiPad、娘が生まれる少し前に買ったものなのでもう8年!
まだまだ使えるのですが、このエキサイトブログからは以前のように投稿ができなくなってしまいました。
新しいiPadを購入したいのですが、カリブの海ではすぐに買うこともできず…。
振り返ると、新婚当時、アパートで家具を手作りしたり、蚤の市巡りをしたり、旅行に行ったり…
家を買ってからは、古い家のリノベーションブログに変わり、
新しい家族 犬のミカを迎え、
その3年後に 娘が生まれ…。
キャンピングカーを作っては旅をして、
その後、船を買うことになって、あれよあれよという間に、ヨットブログになっておりました。
旅を出る時に、新しくブログを立ち上げようと思っていたのですが、そんな余裕もなく、今まで続いてきたわけです。
新しいブログはこちら↓↓↓です。
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。
そして、今日は別のお知らせがあります。
1月17日(日曜日)の夕方、NHKラジオ 「ちきゅうラジオ」に出演してさせていただくことになりました。
前回、3月に初めて出させていただいたのですが、とっても緊張したんですよね…。
放送後、いろいろな方から励ましのメッセージをいただいて、勇気付けられたのを覚えています。
18時過ぎ〜 生放送なので、ハプニングがないことを願って…。
たくさんの方に聞いていただけると嬉しいです。
最後に、長い間このブログに遊びに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
新しいブログの方も、細く長く続けていけたらと思っています。
コメント欄は開けていませんが、Facebook のアカウントをお持ちでしたら、
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Galette des Rois
http://exmouthcoc.exblog.jp/30389091/
2021-01-10T10:52:00+09:00
2021-01-10T10:52:24+09:00
2021-01-10T10:52:24+09:00
exmouthcoco
食べること、大好き♪
友人たちのFacebookでも、この時期、次々とアップされて、
それを見るたびに娘が興奮。”食べた〜い”
ガレットが大好きで、去年もこの時期におねだりされたのでした。
フランスではこの時期、パン屋、スーパー、どこにでもあるパイ菓子なのだけれど、
一歩外に出ると、当然、見かけない。(日本でも最近、よくあるみたいですが…。)
去年は確かカナリア諸島にいて、大西洋を超えるための準備でそれどころではなく、娘の頭からも少しずつ離れていった様子。
今年はというと、年が明ける前からガレット、ガレット!と連呼する娘。
売ってないから作るしかないのだけれど、アーモンドプードルの在庫があったか、なかったか…。
冷凍庫にパイシートが一枚だけ。
仕方なくアーモンドプードルを求め、わざわざスーパーまで買いに行ったのでした。
あったけれど、上品な包みで、あまり入ってない割にお値段も上品。
まぁ、しょうがないかな。季節のものだし。
そうして、最後のパイシートを半分に折って、ミニガレットを焼いたのでした。アーモンドクリームとカスタードクリームを混ぜて、ちょっと軽くするのが好みの味。
ちょうど、お隣の船の家族が来たので、一緒にお茶タイム。
見事にフェーブを当てたのは、娘でした。
(仕込んでいる時、目を塞いでいたのになぁ、実は見ていたのか?)
久しぶりに作ったガレットはびっくりするくらい美味しくて、これならまた作ろうかな、と思えるくらいの出来。
思ったよりもバターも使わなかったし、アーモンドプードルはまだまだ余ってるし…。
と、今日行った大きなスーパーで、冷凍のパイシートを買ったら、え?という値段。
バターが200gで220円くらいなのに対し、パイシート2枚入りで1442円。
買おうか迷ったんだけどなぁ…。ついカゴに入れてしまった。
バターと小麦粉で自分でパイ生地作った方が美味しいのはわかってるけれど、何せここは南国。
日中30度近くあるので、作れないのです。
キュラソーは物価が高い、って観光サイトに載ってるけれど、うんうん、パイシートは高い!(笑)
あ、でも他の物価はそう高くないですよ〜。
せっかく買ったので、美味しいガレット作って忘れよう〜。
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フォトジェニックな街 ウィレムスタッド@キュラソー島
http://exmouthcoc.exblog.jp/30384694/
2021-01-06T12:06:00+09:00
2021-01-07T03:13:57+09:00
2021-01-06T12:06:45+09:00
exmouthcoco
こんな所行った…
前回はオランダ様式のパステルカラーの建物を載せましたが、
今回は、同じ街でも違う地区にある可愛いお家を…。
Pietermaai ピーテマーイ地区
カラフルでキュートな家が並ぶ地区。
どこを見ても可愛いので、カメラ狂になってしまいます。
ユネスコのパネルに、廃虚だった家のビフォーとアフター。
何年に〇〇さんが購入して、何代かかけて、最終的に△△氏が買い取り…。
などと書かれております。
このパネルの番号が42だから、少なくとも40軒はこうした家があるのでしょうね。
家も、こんなにキレイにしてもらって嬉しいよね。
Otrobanda オトロバンダ地区
街の中心 プンダ地区から浮き橋を渡って川の反対側の住宅地。
ここもカラフルな家が並ぶのは一緒なのだけれど、ピーテマーイ地区より生活感があって、
壁に描かれた絵がとても魅力的な地区。どこを見ても、アートなのです。
標識のポールも、邪魔にならないように絵と一体化されてる!後から気づきました。
ここの地区に住んでいる人は、このストリートアートが大好きなんだろうな、と。
表札も、それぞれのお宅でアートしてました。可愛いこと!3番地 ウィレムスタッドの可愛い街並みと、有名な浮き橋のモチーフ
7番地 これも同じモチーフだけれど、橋の中から見た街並み。
15番地 これ、いいね!
キュラソーと言えば、リキュールが有名なのですが、そのモチーフ。
ちなみに、キュラソーの車のナンバープレートもとっても可愛いのです。キュラソーに来て、意外だったのは、色んな人種がたくさんいるという事。
オランダ領なのでヨーロッパ系が多いのはもちろんなのですが、アジア人も結構見かけるのです。
今までの行程、私たち、アジア系ファミリーが歩いていると結構目立つのですが、ここだとあまりそれを感じない。😀
居心地よく感じるのはそのせいなのかな…。
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年越しはキュラソーで。
http://exmouthcoc.exblog.jp/30380984/
2021-01-03T04:09:00+09:00
2021-01-03T23:55:03+09:00
2021-01-03T04:42:03+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
明けましておめでとうございます!我が家は、キュラソー島(オランダ領)で新しい年を迎えました。
大晦日は夕方から花火がバンバン途切れもなくどこかで打ち上がっていて、日付けが変わる頃には、もうあちこちで花火の嵐。海上にいると360度、同時にたくさんの花火が楽しめます。こんなにスゴイのは初めてかも。
初めての国に到着すると必要なのがATMマシーンを探す事。お金が無いとバスにもタクシーにも乗れないので、先ずは現金調達!アンカリングをしている所から最寄りのATMまで2kmの距離。超高級住宅街の横を通って、目の保養をしながらお散歩。辿り着いた所は、高級ブティックや雰囲気のいいカフェやレストランがあるビーチでした。ところが肝心のATM、壊れててお金が出てこない!私達だけでなく、いろんな人も使えなくて困っているようでした。せっかく2kmも歩いて来たのに…ガックリ。カードはあるのに一文無し。
結局、2日ほど車をレンタルして、イミグレーションやクリアランスに行ったり、買い物したり、街の中を散策してきました。首都のWillemstad ウィルムスタッドはオランダ風の建物がパステルカラーでお行儀良く並んでいて、とってもキレイな街です。UNESCOの世界遺産にも指定されています。世界的にも珍しい横に開閉する橋があって、橋がずっと閉まったままの時はフェリーが対岸まで連れて行ってくれます。(無料)
路上の野菜スタンド。隣のヴェネズエラやコロンビアの野菜が並びます。巨大なアボカド6個で9ユーロ。こちらも大きなマンゴー2個で3,5ユーロ。噂で、キュラソーは物価が高いと聞いたので覚悟していたのですが、これは嬉しい誤算。
車が無いと少し不便ですが、バスもあるし…。キュラソー島🇨🇼、楽しんできます。
次回は、フィトジェニックな街並みを紹介します!
たくさんの写真や動画は、Facebookのページ
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出航前のばたばたクリスマス
http://exmouthcoc.exblog.jp/30376160/
2020-12-30T13:05:00+09:00
2021-01-03T23:57:02+09:00
2020-12-30T13:11:58+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
今朝、無事に目的地のキュラソー島🇨🇼に到着しました。ヴェネズエラ沖を通過するので少し緊張しましたが、陸よりもかなり離れていたのと、ヴェネズエラの島の近くは深夜に通過したせいか、特に問題もなく…途中、大きなタンカーと何度かすれ違いました。ちょっとホッとするんですよね…。仲間がいるような気がして。
着いた場所の事は次回あらためて話すとして、グラナダを出発する前の事を。
ずっと気になっていたクリスマスのプレゼント選び。まだまだサンタクロースを信じる8歳の娘。さて、どうやってプレゼントを調達しようか…。しかも、ここは島。どう考えてもミッションインポッシブルなのです。気の利いたおもちゃ屋さんもなければ、かわいい雑貨などを扱っているお店もあまりなく、スーパーと言えば食料品。洋服のブティックもそう見かけない。去年は、出航する前にネット注文したり、大型スーパーで買ったりして用意できたのだけれど、今年は…。カリアク島にいた時は、友達の所に行ったりテニスに行ったりして別行動もあったけれど、あの島では本当に探すのも困難なので諦めていたのです。「◯◯商店」と言った方がいいような、洋服があると思えば(しかも、絶対に買いたくない品質とデザイン😂)、バケツなどの金物があり、隣にはココナッツやバナナ、スイカが並んでいるという、小さな個人商店ばかりだったのです。
結局は、グラナダ島で、ニコラとNinaが船のパーツを扱うお店に行っている間に、私が文房具を扱う小さなお店で水彩画の絵の具をゲット。ウィンドウケースに仰々しく置かれているけれど決して高価ではなく…でも、1種類しかなく選びようもないのです。😅あっただけいいのです。リストにあったうちの1つだけでもゲットできて喜ぶ私。結局、プレゼントはこれだけでした。ゴメンよ娘。
スーパーへ買い出しに行った時に、ニコラが粋な計らいをしました。「あ!今、サンタからメッセージが入ったっ!今年は事情があってプレゼントが用意できないから、代わりにパパにチョコレートを1つ買ってもらうようにお願いしたので好きなのを選びなさい、って」「メッセージ?本当?どこどこ?」と、携帯を覗きたがる娘。「あれ…。さっき来たんだけど、消えちゃった。何でだろ?他のメッセージは消えないのに…」と、結局、1つどころか3つも選ばせる甘〜いパパ。ちなみに、ここでのクリスマス向けのチョコレートってほとんど輸入モノで、一箱が結構なお値段なのです。「なんでチョコレートが欲しいってわかったんだろう?」と、ほくほくな娘。何歳まで、サンタクロースの存在を信じるのかな?来年は、きちんと計画を立てて用意しようと反省の母。😅グラナダを出る前に、ミカを獣医さんに連れて行ってきました。国を出る前のメディカルチェックです。コロンと丸い体型なので太っているように見えるのですが、なんとか13キロ台をキープ。痒がる所があるので、痒み止めスプレー、虫下しの薬を買って…なんと診察代は、マルティニークの1/3。😳獣医さんもとても優しい方で、ミカちゃん終始リラックスしてました。健康であるとのお墨付きをもらって、いよいよグレナダを離れる事ができるのです。
手つかずの大自然が残るグレナダ島。レンタカーで島に数カ所ある滝めぐりなどもしたかったのですが、車を借りる際に、警察に行って手数料を払って運転の申請をしないといけなくてちょっと面倒だったので、島めぐりは諦めたのでした。残念でもあるけれど、残された時間も限りがあったので、仕方がないかな。
4ヶ月くらい滞在したグレナダという国。まだまだ発展の余地があるビジネスチャンスがゴロゴロ転がっている国という印象。いつかまた訪れる時が来たら、どんな風に変わっているのかな。とても居心地のいい所でした。
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さよならグレナダ島!
http://exmouthcoc.exblog.jp/30371247/
2020-12-26T03:19:00+09:00
2020-12-26T03:19:14+09:00
2020-12-26T03:19:14+09:00
exmouthcoco
未分類
さよなら カリアク島!
http://exmouthcoc.exblog.jp/30366964/
2020-12-22T12:16:00+09:00
2020-12-22T12:16:43+09:00
2020-12-22T12:16:43+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
大量のレモンとアロエベラ。
道の脇にわさわさと生えているアロエベラを取りに行った帰り道、
ほぼ車の通らない砂利道を歩いていたら、なんとまぁ足元にゴロゴロとレモンが転がっているではありませんか!
上を見たら、鈴なりのレモンの木。
もちろん、お店で売っているものと同じ スダチくらいの小さなレモン。
ライムと言うべきか悩むところ。だって、完熟して黄色いんだもの。
無農薬なのでレモンピールを作りたいところだけれど、皮が薄すぎてNG。
小さく切って粗塩を混ぜて、ちょっと前に流行った「塩レモン」を作ったら、
なんとまぁ美味しいこと!
パスタに和えたり、サラダのソースに加えたり、BBQのお肉のマリネにしたり…。
最近は何かと塩レモン味。
まだまだあるので もう少し仕込んでおこうかな。
カリアク島とももうお別れ。
ネットを拾うために移動した近くの海は透明度抜群で、
勉強どころではなくなるほど 誘惑の多い場所。
もう、海だか空だかわからないね〜〜。
Ninaがお友達とペンキで書いたパネルを見に、パラダイス ビーチ クラブへ!
ありました、ありました!Siestaの札。
とか言って、よく見るとSiesta 2つもあるんですけど。
間違えたのか、2つともNinaが書いたらしい。😬
これ、パレットに木の看板を貼ってあるのだけれど、なかなかいいアイディア!
見ていてもカラフルで楽しいし、塗る方も自分の船の名前が飾ってもらえて嬉しいし、
また来よう〜〜ってなるものね。
ある人に声をかけられたと思ったら、フィッシュマーケットのお兄さんだった。
日曜でマーケットは休みだけど、地元の人はこういう所でのんびりしたりするのね。
さらに、もう1人。いつもアンカリングしている湾の、近くのカタマランのおじさん。
Ninaにカヤックを貸してくれて、また乗りたかったらいつでもおいで〜〜って言ってくれた人。
ふふふ、実はカヤック、書くタイミングを逃してしまったけれど、実は購入済みなのです。
お店を出る時に、カウンターのおばちゃんが「私、日本に行ったことがあるのよ。
沖縄に3週間くらいいたの」と。
それからはご想像の通り、「こんにしょわ〜〜」「はじめまして」「どうもありがと」
「さよなら〜」と連呼。
へぇ…グレナダ人もはるばる日本へ来るんだ。
そう言えば、スーパーで買い物していた時も知らないお兄さんが「日本人? 僕、日本へ行ったことあるんだぜ」とも言ってたのを思い出した。
仕事の関係なのかな?詳しくは聞かなかったけれど、
日本人がグレナダに来るよりも、グレナダ人が日本に来る確率の方が格段に多いみたいです。
ビーチで見かけた不思議な植物。
イガイガ。何でしょうね。
Ninaのテニスクラブの写真が送られてきました。
たくさんの現地の子達と一緒にプレイさせてもらって、いい経験になったね。
英語がわからなくて、お友達の言ってることがイマイチわからなくて、
どういう意味なのか、毎回テニスの後に尋ねてくるNina。
ここで学んだのはテニスだけではなかったようです。
いつもの湾に戻って、友達に別れを告げて…いざ!
さよなら、カリアク島!楽しい想い出がいっぱいできました。
またいつか…来れるかな?
首都のあるグラナダ島に比べて、のどかで、その分人懐こいカリアク島の人。
彼らの笑顔はこの島の魅力の一つでもあるのです。
なーんにもないけれど、何年かしたら大きな街ができてたりして…。
いつか、お金の余裕ができた時に、再訪したい場所の一つです。
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叶わぬ再会もある
http://exmouthcoc.exblog.jp/30362558/
2020-12-18T11:50:00+09:00
2020-12-18T11:50:39+09:00
2020-12-18T11:50:39+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
常夏のカリブにいると季節感が全くなくなって、
Noëlが近いというのをうっかりわすれてしまいそう…。
ちょうど1年前、私たちはポルトガルのFigueira da Foz フィゲイラ ダ フォズ という街にいました。
舵を取ったこともないのに、初出航がぶっつけ本番の世界半周旅行。
出航の日から約1ヶ月が経っていた頃です。
この1年、胸の奥にずっとしまっていた事…。
去年のブログの記事の続編というか、当時はどうしても書く気持ちになれなかったので、ここで綴っておこうと思います。
「再会の約束をして、会えなかった人がいる…。」
最近は出会いと別れを何度もこなしてきたこともあって、
会いたいという強い気持ちがあればどこかできっと再会できるのだと思うようになりました。生きていれば、会えることはできるのだから。
ヨット生活になってからのこの1年、ブログを読んでくださっている方は遠くの方に記憶として残っていると思うのですが、フランスを出航して初めて出会ったカップルの話に戻ります。
初めてたどり着いたスペインのGijon ヒホンという街から、何度か再会して交流を深めたドミニクとフィリップ。
夫のフィリップは50代前半。軍隊を早期退職して自由の身。
妻のドミニクは50代後半。本職は看護師で、仕事がない時は工業用のミシンを使って、他の船からの依頼でのビミニ(日除け)などの修繕をしたりしているということでした。
私達は船の帆の修理があったので(ドミニクが修繕するにはちょっと大掛かりすぎるので)、別の港へ寄ることになって、お別れをしたのが この記事です。
Noëlにはカナリア諸島で会いましょうね!と。
髭が立派なフィリップは、サンタになってNinaを喜ばせてあげられる、と、
私達も楽しみにしていました。
お別れの日。朝、港を出る時に、2人にさよならをしたかった私。
同じポンツーンでなかったこと、カップルだけの生活は朝がゆっくりなケースも多いから邪魔しないほうがいい、船の別れはそういうものだ、というニコラの話もあって、そのまま出航したのを覚えています。
それからは、別のルートから今どこにいるとか情報を交換していましたが、
いつの日からか、音信不通になっていたのです。
フィリップのFacebookのページが更新されていなくて、メッセージを書き込んだニコラ。
ある時、フィリップの娘さんから、「フィリップをご存知ですか?」とメッセージが届きました。
Figueira da Foz. フィゲイラ ダ フォズ。
私達がここの港に入る時、波が高く、うねりが相当激しかったのです。
初心者の私達には本当に冷や汗かくくらい。しかも真夜中な暗闇の中でした。
大きな川の河口付近にある この港は、冬の間は相当荒れるようでした。
フィリップの娘さんから聞いたことは、
彼らの船がFigueira da Fozの港へ入ろうとした時に、
うねりと波の勢いでラダー(舵)が壊れ操縦不能に。
色んなことを試みるが波に押され、船ごとビーチの方へ流され、ほぼ転覆。
フィリップは少しの怪我はあるが、一応、普通に生活できるようになり、
ドミニクの方は、救助が遅れたため、病院へ。いわゆる植物状態、という事を知らされたのでした。
ショックでした…。言葉が出てこない。
ナビゲーションの経験は多く、自信もたっぷりある人達だったのに…。
娘さんのおかげでフィリップとコンタクトが取れると、後日マリーナまでフィリップが来てくれました。
2〜3週間ぶりの再会。悲しい再会でした。
心配していたドミニクの状態は、ずっと眠ったまま。
お見舞いに行こうと思いましたが、病院が60kmくらい離れているのと、
犬をtaxiに乗せる事もできないので諦めました。
行っても目を覚ますわけじゃない、行かなくてもいいよ、とフィリップ。
Ninaにはどう説明していいのか迷っていたのですが、
白雪姫のように寝ているということにしよう、と言ってくれました。
話によると、事故のあった日は運悪く日曜日だったらしく、
日中に起こったにもかかわらず救助の人が1人だけしか来ず、波も高くて往生したこと。
マストが振り子のように大きく動くほど船内もひどく揺れたにもかかわらず、
ドミニクは船内に留まっていたこと。
救助ベストが作動して膨らんだのに、なぜが頭が下に沈むような感じになり、そのせいで水の中に20分沈むことになってしまったこと。
この冷たい水に長いこと浸かるなんて…。
北スペインでスクリューにロープが絡まって、海に潜って取り除いた経験がある私には
冬の海の冷たさがよくわかります。
ちょっと潜っただけで、もう肌が真っ赤になったものでした。
思えば、私が冷たい海に入ってロープを取り外していた頃、
ちょっと南の方でこの事故が起こっていたのでした。
実はこの知らせを聞いた時に、ネットで調べたら地元のニュースにも載っていて、
内容はとてもショッキングで、特に一般の人がビーチで撮ったと思われる動画は見ていられないほどでした。
フィゲイラにはフランス人のコミュニティがあるらしく、
フィリップはある方のアパートへ居候させてもらっているとのことでした。
船の方は、私達がいる港から大きな川を挟んで反対側のヨット修理場にあるとのことで、ニコラが 何日か物の整理をしに手伝いに行っていました。
船の中は凄かった!とニコラ。
まるで洗濯機の中のよう。
ティッシュをポケットに入れて洗ってしまった時のような 紙くずがあちらこちらに。
マットレスはびしょ濡れ。何もかもめちゃくちゃに氾濫していて…
船体には真っ二つになりそうな大きなヒビが入り、
砂浜で磨かれた船底は塗料もなくなって、ジェルコットのすべすべな面が出ていた…と。
実はお手伝いに行っている間はいい天気の日が続いていて、
この時に出航していればよかったのですが、そういう訳にもいかず…
結局、その後、大きな嵐が来て長いこと この港に滞在する事になってしまったのです。
その後、ドミニクは飛行機でフランスの病院まで管が入ったまま運ばれ、
しばらくしてからフィリップもフランスへと戻って行きました。
Noëlは家族と一緒に過ごすということで。
Noëlが終わって何日か後、ドミニクが遠くに行ってしまったという知らせを受けました…。
初めての出会いで、叶わなかった再会。
フィゲイラ ダ フォズの滞在が暗い気持ちだったのは、この一件があったからなのです。
華やかなNoëlの飾りこそあるけれど、夜は人もまばらな街。
私達を襲った恐怖心。
自分たちも、この先ちゃんと進めるのか、本当に悩んだものです。
冬の海は本当に怖い。
当時はこの事をどうしても書く気にはなれなくて…
1年経って、やっとつっかえていた物が取れたような気がします。
ぬくぬくしたカリブの海にいると、海の怖さを忘れてしまいそうですが、
初心を忘れず、海に敬意を払って 前進していこうと思います。
長い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回からはまた、普通の明るい話題に戻ります。
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こどもたち
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2020-12-12T11:46:00+09:00
2020-12-12T11:46:45+09:00
2020-12-12T11:46:45+09:00
exmouthcoco
のんびり子育て
船を移動して、公共のネットがつながるポイントへ。
目的は、Ninaの通信教育の為。
月末のテストの音声録音とデータを送らないといけないこともあって、
ネットが不可欠なのです。
携帯の契約だとあっという間に使い果たしてしまうので、
公共のものが拾えればそれを使わない手はないのです。
という訳で、いつものNinaのお友達ともしばしの別れ。
何日か前に、お友達のママさん達がNinaを誘って ちょっと遠くのビーチまで連れて行ってくれました。
徒歩20分くらい、だそうで…。
街に行く時にバスで通過するけれど、歩こうとは思ってもみなかった…。😅
Paradise Beach Club
自分たちでペンキを塗って看板を作れるようで、
子供達はそれぞれ、自分の船の名前を。ちなみに、Ninaの上にある DRAKKAR はお友達の船です。
カラフルな看板を見ているだけでも楽しい。いい思い出がたくさんできたね。
白とピンクのTシャツのRevaちゃんは、今日、サン マルタン島へ向かって出航していきました。
途中、マルティニーク島に寄って、さらに北上して…。
お友達がイタリアからRevaちゃんの教材を持ってきてくれるんだって。
しばらくしてからそのお友達と別れて西へ向かい、パナマへと行くのだそう。
(つまりカリブ海、北経由)
会えるね〜〜!一緒に運河を越えられたらいいね、と話しているところです。(友達のママさんから送られてきた写真)
ちなみに、Ninaの教材は2ヶ月も待っているのにまだ到着せず。
マリーナの友達に頼んで受け取ることができるように手配したのだけれど、
郵便物の追跡では「英国で保留中」。
ずーーーーっと同じ結果で、ある時、新たな動きがお知らせで来たと思ったら、
「フランスからの発送待ち」になっていたという…。逆戻り?
いつまで待っても来ないので、通信教育の団体に連絡をして、
特別にもう一度新しい物を送ってもらうことになったのだけれど
(今度は確実にフランス国内の弟の家。そこからDHLなど使って各自で送ってください、という話に落ち着いた訳です)、もう1週間経つのに、弟の家にもまだ届いていない様子。
フランスの郵便事情には慣れっこだけれど、今度こそはキチンと届けて欲しい…。
というわけで、フランスから、ウチの船に合流して教材を持ってきてくれる人を募集中です。(笑)
これが、私たちがカリアク島に長く滞在している理由なのです。
昨日は、RevaちゃんとNinaは最後のテニス教室でした。
片付けも終わって、みんなが集合。
コーチの話の後、RevaちゃんとNinaは拍手をしてもらっていました。
いい仲間に恵まれてよかったね。現地の子供達とも仲良くプレイできたし。
最後の仲良し4人組。お別れのビズ(キス)から、なぜかこうなった。
マスクもない、コロナもない、幸せな子供達。大きくなった時に、この無邪気さを思い出して欲しいな。
のびのびと子供らしくいた自分たちに 誇りを持って。
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それぞれの道へ
http://exmouthcoc.exblog.jp/30353727/
2020-12-10T12:19:00+09:00
2020-12-10T12:19:27+09:00
2020-12-10T12:19:27+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
グレナダ島を去って、またカリアク島に戻ってきました。
主な目的は、友達とのお別れをしに。
用が済んだら、またグレナダ島へ戻るのです。
Ninaと一緒に遊んでいた子供達も、少しずつあちらこちらと散っていって、ただいま残り4人。
こじんまりとしたグループになりました。
お友達の船で描いてきた(塗ってきたとも言う)絵を正方形に切って折り紙として利用。
クリスマスツリーを折って、お友達へプレゼント。
昨日の夜、TE AKOのサンドラとティエリと最後の夕食会のはずでした。
が…この日に限って、テンダー(小型ボート)のエンジンがかからない!
昼間にモーターのメンテナンスのために横にしていたのがいけなかったようです。
(厳密に言うとメンテナンスと言うよりは、より速く進める部品を付けていたとも言います)
どんなに試してもダメなので諦めて、サンドラに電話をしてみるが応答せず。
あー、電話持って行ってないね。😩
予約していたレストランへ電話して、「サンドラと話したいのですが」の一言で、すぐに彼女が出てくるところがスゴい!😁 ここカリアク島で彼女の知名度の高いことったら!
せっかくの最後の夜なのに思わぬドタキャンとなってしまい、悲しかったです。
と言うのも、翌日の今日、TE AKOはマルティニークへ向けて出航だったのです。「Siesta! Siesta!」と聞こえたので外に出たら、出航するところでした。
また会おうね〜〜!フランスか、日本か、マダガスカルで!
じゃぁ、オオイタで会いましょう!とティエリ。
え?大分?(笑)
大型タンカーの船長をしていたティエリは世界中の海を旅してきた人なのですが、
日本にも何度か来ていたそうですが、その中でも彼にとっては大分が思い出深いのでしょうね…。
思えば、7月にマルティニーク島で友人のビーチBBQに呼ばれた時に、
すぐ隣で彼らもピクニックをしていて、海に浸かりながら話が盛り上がったのが初めて会った日。
後日、あるムッシューに「ナコ…さん?」と言われ、???だったのだけれど、
すぐ脇に小さな女の子がいて、あの時の人だったことが判明。(ティエリ)
私の名前を覚えていてくれたのは、当時2歳の女の子でした。
一緒にナイトクラブに行ったり、食事を作ったり、買い物に行ったり、
船のメンテナンス中はお互いの船に寝泊まりしたり、ニコラの誕生日会をサプライズで開いてくれたり…。
そんなに月日は経っていないのに、もっともっと昔からの友人のような、
家族のような…とても居心地のよい家族でした。
行っちゃった…。
彼らは、Noëlはフランス本土に戻る予定でしたが、
Covidのこともあるので しばらくはマルティニーク島に滞在。
私達は、年明け〜3月頃までにパナマ運河を通過したいので、
マルティニークには戻らず西へ。
それぞれの道へ。
寂しいけど、生きてるうちは まだ会える!
今から、再会できる日が楽しみなのです。
それにしても、淋しいな〜〜。
心にぽっかり穴が空いたような感じです。
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カリブの野菜&果物いろいろ
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2020-12-01T12:18:00+09:00
2020-12-01T12:18:37+09:00
2020-12-01T12:18:37+09:00
exmouthcoco
食べること、大好き♪
今日は主婦の視線から。
同じカリブ海の島でも、所によって売っている野菜が違うのが興味深いところ。
半年近く滞在していたマルティニークでは、バナナや芋の種類が多いと感じただけで、フランス本土とそう変わらない野菜だったような。
でも種類が少なくて、現地の人はどんな野菜を食べているのかしら?って思っていたほど。
関係ないけれど、卵も高価な割に古いものばかりで、黄身がこんもり持ち上がったものは皆無だった。
グレナダ・カリアク島に来て意外だったのが、地元産の野菜が多いこと。
もちろん、 小さな国なので、もちろん輸入物もあるけれど…。
ビックリするような価格の輸入物がある反面、
地元産の野菜が低価格で、しかも新鮮な物が買える幸せ。
卵も、どこで買っても新鮮で、卵かけご飯で食べてしまったほど。
こちら、茎いも?の仲間。マルティニークでは見なかった野菜の1つ。
callaloo カラロー
葉っぱは茹でで、ほうれん草のように。
茎は「ずいき」のように酢水でアク抜きしてから、さっと茹でて、水にさらす。
娘はこの茎が大好き!
よく買っていたのだけれど、ある時、下ごしらえをしている時に蕁麻疹のような痒みが出て、下処理をしてもアクが強い気がして、それ以来手が出ない野菜。惜しい…。
現地ではカラローとオクラをスープにして食べるようです。ちょっとトロトロ系。
長〜いインゲン豆のようなもの。
味はインゲン。和洋どちらでも使えるので便利な野菜。
友人のサンドラが教えてくれた このハーブ。
第一印象は「雑草っぽい」。(笑)
匂いを嗅いで、「わぁお!いい香り!」このハーブは、Shadow Bennyと言って中央アメリカやカリブ海周辺で使われるものらしく、香りはまさに「コリアンダー」(パクチー)!
いつだったかコリアンダーの種蒔きをしたけれど、芽が出てもすぐにダメになってしまうので諦めていたのだけれど、もう、これで十分!残念なのは、根っこ付きで売っていないこと。根っこが付いていたらそのまま育てるんだけどな。
先日、竹子さんに教えていただいたマーケットでも、珍しい野菜を発見。
ズームしてみます。下の黄色いのはスターフルーツ。切り口が★星形。
味は、シャリシャリと梨のような味。
そしてその上の緑の物体は、マメ科の野菜。名前を失念。
切り口が手裏剣♦︎のような感じの面白い野菜。
「薄切りにしてサラダに入れたり、炒めても美味しいのよ」と言われて、
少しだけ買ってみたけれど…あまりよくわからない味。
無くてもいいって事か?😅
子供の頃に、父がたまに買ってくれた憧れのグァバジュース。
南国では普通に売ってました。
あまりにもいい香りすぎて、欲望にかられ、購入したものの、
味はうーーーん…。硬い種ばかりが気になって、あまり味も感じなかったのが事実。
ところが、友人のサンドラに現地の友人の庭で取ってきたというグァバをもらって、食べてみたらあまりの違いに驚いた。
ピンポン球くらいの小さな果実。
皮も柔らかくなっているのでそのまま食べて…
甘くて美味しい!種は硬いけれど、それほど気にならず。
中身は真っ白だった。
完熟の美味しさなんだろうね。
そして別の友人、シャーレが「アイス作ったら美味しいと思う」とくれたサワーソップ。
初体験。甘いヨーグルトのような…
繊維質だけれど気にならない範囲。黒い種は硬いので取り出します。
アイス?作りましたよ。コンデンスミルクを加えて混ぜ混ぜ。敢えて繊維を残して。
甘酸っぱいヨーグルト風味のアイスのようで美味しかった。
犬の散歩をしていたら、話しかけてきた現地のおばさん。
結構険しい顔をしているので(失礼)、犬の事で注意でもされるのかと思ったら、
「私は犬を7匹飼ってるのよ〜〜」から始まって、お喋りが止まらない。
そんな彼女の家はT地路の脇にあって、レモンなどの果物を売っているけれど、
買っている人をあまり見たことがない。
先日、通りかかった時に通りを掃除していたので挨拶しつつ…
棚に置いてあるマンゴーを3つ購入。
たまにお店で見かけるけれど、食べたことがない果物があって、
あれはどういう味?って聞いたら、
「食べたことないの?じゃぁ、食べてみて!甘くて美味しいから」と、くれたのが、このシュガーアップル。
見た目地味なので、Ninaは要らない!って言ってたのだけれど、
一口食べて衝撃的だったので、半分あげたらもう虜になってしまった。
甘くてクリーミー。練乳みたい。
こんなに美味しいもの、知らなかったんだね〜〜、私たち。
おなじみ、バナナ。
熟していない緑のものから、色々なサイズのもがあるこちらのバナナコーナー。
娘の好きなのがコレ。プランティンバナナ。いわゆる調理用バナナ。(向こう側の色の薄い長いのがプランティンバナナ。
スライスして、ココナッツオイルで焼いて、塩を振って付け合わせに。
ほのかに甘くて、美味しい。
完全に熟したものは外の皮が真っ黒なのだけれど、中身はまだ健在。
これも同様に調理して、焦げた部分がカラメルのようにカリカリして美味しい。
これを調理していると、いつも頭に浮かぶのが父の顔。
母が天ぷらを揚げていると、横から「バナナを天ぷらにしておくれ」と、
よくリクエストしていたなぁ。
プランティンバナナ、食べさせてあげたいな。好きだろうな。
そして最後は、忘れてはいけないアボカド。こちらでは赤ちゃんの頭くらい大きなアボカドがあって、これもとても美味しい。
ある時、道沿いの小さなスタンドで売っていた赤く熟したアボカドを買ってみたら、
なんとまぁ甘いこと!赤茶色で、でも触ってみるとまだ固くて、正直言って美味しそうではなかったのだけれど、アボカドも木で熟すると甘くなるのだということを実感。
家族みんなの大好物のアボカドも、そろそろ季節は終わり。
毎日欠かさず食べていたけれど、食卓に上る頻度は減ってきた今日この頃。
ちょっと寂しい季節の変わり目。
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グレナダ島へ
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2020-11-27T11:09:00+09:00
2020-11-27T11:09:32+09:00
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exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
素敵な建物発見!レンガ造りでオシャレです。
市街地をサラッと見学して、たどり着いたのはフィッシュマーケット。
ここでニコラの大好きなマグロを購入。
カリアク島のフィッシュマーケットでマグロはなかったんですよねぇ…。
なんでも、全部グレナダ島へ行ってしまうと言ってました。船から水揚げされてる物を見て納得。
このまま魚市場へ直行です。
日本円にして約760円/kg。安いっ。
これ、2キロちょっとで、1600円くらいでした。
ニコラ、ホクホクです。
そして、金曜と土曜の午前中だけやっているというお肉屋さんへ。
友人から聞いてはいたのですが、結構 衝撃的。向こうのスタンドでは切り身が売っていましたが、
冷蔵庫があるわけでもなく、ハエがブンブン飛んでいたので、
こちらの手間の肉屋さんで好みの場所をカットしてもらうことに。
カットと言うより、鉈(なた)のようなもので解体という感じ。
欲しい部位って…どこ?英語でなんて言う??
大きなお肉の半身を前にすると結構尻込みしてしまうんですよね。
おまけに、骨や血が苦手なニコラなので、怖いとか言い出すし。😫
(消防士の資格はあるが、これが怖いために消防士になれない人)
豚肉はベーコンを作りたくてバラ肉を、
牛肉はステーキにいい 柔らかい部分をお願いしました。
と言っても、ガツン、ガツン、と切断する感じですけどね。
牛肉は約820円/kg、豚肉は約650円/kgでした。
ちなみに、ここのお肉は冷蔵庫で数日熟成させていただくのがいいとのこと。
購入したお肉を 好きなように切り分けるのも、これまた苦労しました。
お肉屋さんって立派な職業なんだな、と実感。
グレナダ島で1番のビーチ。
ミカ姉さんも満足そうでした。
海に入れない日があると寂しそうな顔をするくらい、海が好きになりました。
自ら水に入っていくのを見ると、思わず笑顔が出てしまう。
街を後にして、南の湾へ。
ここで、カリアク島でお会いした竹子さんとFentonさんに再会。
フィッシュマーケットでゲットしたマグロを中心に、海鮮ちらしを用意しました。
喜んでいただいてよかったです。
Ninaは竹子さんに遊んでいただいて大喜び!
お喋りにも花が咲いて、気付いたら結構な時間になっていました。
短い滞在でしたが、一緒にマーケットに行ったり、
ランドリーや 近くの素敵なスポットを教えていただいたり、
お二人のお陰で有意義な滞在でした。
竹子さん、Fentonさん、どうもありがとうございました。
Siestaの予定している航路とほぼ同じなので、またお会いできると確信しています。
竹子さん、Fentonさん、どうぞお気をつけて!
その竹子さんに教えていただいた 近くのマリーナ。
プールで喜ぶ人。
ビールで喉を潤す人。
ネットが繋がって嬉しい人。
みんなの欲求を満たしてくれるスポットでした。❤️
グレナダ島、いろいろ探検してきます!
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プティット マルティニーク島と無人島へ
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2020-11-23T09:35:00+09:00
2020-11-23T09:35:35+09:00
2020-11-23T09:35:35+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
カリアク島の北西にある小さな島、Petite Martinique プティット マルティニーク島へ行ってきました。
青いポイントは出発地点。カリアク島のTyrell Bay。
プティット マルティニークは右上の丸っこい島。
マルティニークとは言うけれど、ここもグレナダという国の一部です。
島のメイン通りがこの感じ。
島にはスーパーマーケットが3軒のみで、
お店の中に入っても、品揃えが少なくて買うものに困ってしまうくらい。
でも、地元の人にとってはこれが普通なんですよね。
グレナダ人はフレンドリーな人が多いです。
すれ違いざまに、みんながHi.とかHello.と挨拶するのだけれど、
カリアク島に比べて、この島の人は顔に幸福感が読み取れる。
住宅はカリアクに比べてモダンな感じがするし、道もキレイだし、ゴミも落ちてない。
迷うほどの島ではないけれど、路上マーケットの場所を探していると、
通りかかりの人が笑顔であっちだよ!と応えてくれる。
何もない島だけれど、人々にとってはこれで十分満足という印象。
週に1度の、しかも朝の1時間だけしか開かないというマーケットへ。
広場でやっていると思ったら、路上でした。
パッションフルーツと生姜、サツマイモ、ココナッツ、キャベツを購入。
ある日は船を移動して、Morpion モーピオン アイランドへ。(写真の紫色のピン📍)
ここはグレナダの隣の国 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」に属するのだけれど、砂浜にパラソルが突き刺さっているだけの島なので、Covidの検査も必要なく上陸OKなのです。
引き潮の時間を目指して…。
ペリカン達がいるだけで、誰もいない小さな島。
ポストカードのような景色でした。
(海へ引きずりこまれるNinaを見て、ちょっと心配そうなミカ姉さん)
1度船に戻って、お昼ごはんの支度をして島でピクニック…
と思ったら、食べている最中に潮が満ちてきて砂の島はどんどん小さくなっていき、
仕舞いにはほぼ水没。(笑)
完全に水に隠れる訳ではなかったけれど、自分の居場所がどんどん狭くなっていく恐怖。
面白い経験でした。
短い滞在でしたが、初めての無人島体験、楽しかったです。
旅はまだまだ続きます…。
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18周年と、1周年と…。
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2020-11-17T11:08:00+09:00
2020-11-17T11:08:18+09:00
2020-11-17T11:08:18+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
と言っても、船って風や潮の流れであっち向いたりこっち向いたりするので
回線が安定している訳ではないのですが、無料で使えるだけありがたいのです。
今日は18回目の結婚記念日でした。
オシャレなレストランに行くわけでもなく、
ゆったりと おうちごはん。
ふふふ…。やはりカリアク島にいる間はロブスターをいただかないと!
フランスや日本では(高価で)絶対食べられないだろうね、と言いながら、
食べ納め?なのです。
「アニバーサリー」が好きなムスメ。
今日はパパとママの結婚記念日だと伝えると、一生懸命カードを作ってくれました。
Ninaの鼻がベトナム系のペチャ鼻なのが大ウケ。
ミカもなかなか特徴を掴んでます。
パパは…?(笑)
Siestaに乗って旅を始めたのが1年前の今日。
舵をとるのも初めての状態で、冬の荒波を越えて、今までなんとかやって来ました。
優雅なイメージがあるヨットの旅は想像以上にハードで、
ストレスがMaxになった事も毎日のようにありました。
(1番の心配の種はムスメの教育)
そんな時に、周りから救いの手が伸びてきて助けられる事も多く、
友人達に心から感謝なのです。
Covidで足止めを受け、今年旅をするのはアンラッキーだったんじゃないかと何度も思いましたが、
1年ずれていたら?このプロジェクトはお流れになっていたかも…。
そう思うと、いいタイミングで旅ができているのかな、とも思います。
キャピテンの仕事の関係で、プロジェクトの期限は2年。
残り、あと7ヶ月半。
日本までは残念ながら期限内には到着できませんが、
少しでも前進し、安全に、楽しい旅を続けられますように。
1年間、お付き合いいただき ありがとうございました。
これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
Sailing Siesta 乗務員一同
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ちょっとの間、お休みします。
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2020-11-14T11:34:00+09:00
2020-11-14T11:34:41+09:00
2020-11-14T11:34:41+09:00
exmouthcoco
■ bateau バトー■ 船の話
更新はお休みしていますが、元気にしています。
娘の通信教育に繋いでいたせいか、ネットの容量があとわずかになってしまい、
現在、ネットギリギリ生活中です。😂
ずっと滞在していた湾を離れて、隣の小さな島までやって来ました。
色々と書きたい事はあるのですが、次の公共のネットスポットがある所まで、
ブログはお休みさせてください。
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