のんびり人間、スローライフについて考える
またまたお久しぶりでゴザイマス…。
私ってダメだなぁ~。とってもマイペースなB型デス。
これは末っ子だからなのか、はたまた生まれつきの性格だからしょうがないのか…
ちなみに、母上の女学校時代のあだ名が蛍光灯…。
どうやっても、チャキチャキとできる性格にはなれそうもないよね。
ところで、我が家…。
寒い。
ここんとこ、フランスは気温が低い。
我が家、パリよりも北に位置するピカルディー地方に足を踏み入れた所。
そう思うと、余計に寒くなってくる。(笑)
電気のパネルヒーターをつけてるものの、なんだか体の芯からは温まらない。
そこで、以前、ブログでも紹介した 薪ストーブ cuisiniere à bois/charbon を使っている。
コレには、一応、基本的には薪を使うんだけど、今のところはリフォームの際に出た端材を少しずつ燃やして使ってる。今年いっぱいはコレで冬を越えられるかな~。
で、それと同時に使ってるのが、石炭。
はじめて見たよ~、石炭なんて。
「機関車やえもん」の世界。
(年代がわかるね~。トーマスじゃないところが・笑)
母上が、「懐かしいわぁ~。子供の頃、コレでお風呂を沸かしてた」って言ってたけど、実際はいつまで普通に流通してたんだろうね~。
北海道で小さなパン焼き小屋を営んでいる Marche'BIO のきんたろうさんのお家でも石炭を使ってるらしい。あるところにはまだあるんだな~~。
このキラキラした石炭を炭の上に置くとパチパチと澄んだ音がする。
黒かった石が真っ赤になって熱を発する…。
こんな調子で、のんびりと暖房兼調理台に火をつけていると、ついつい、最近よく目や耳にするスローライフという言葉が頭によぎる。
スローライフねぇ…。私の周りはいつもスローライフだわ。
独特の時間が流れてる。
ゴージャスじゃないけど、贅沢な時間の流れ…。
昔の人って毎日こんなことしてたんだなぁ、って思う。
炭が燃えた後には灰が出るし、ホコリもすごい。
それを毎回、掃除して、また火を起こして…。
電気のヒーターはそんなのないもんね。手間がかからない。
どちらがいいかと言われれば、そりゃぁ便利で手間のかからない現代的なヒーターだよね。
でも、昔ながらの暖房は、心ニクイ演出で心の中まで温めてくれるような気がする。
でもね、使ってみるとわかるんだけど、そう簡単じゃないのよね。
慣れるまでは…。
ある日の風景…。
赤い方の鍋はコトコトとシチュウを煮る。
左の黄色い鍋の方…。
今日のスープを作ってるところ。
火加減が結構難しかったりする。
ダイヤルというか、つまみはありませんから…。(笑)
薪の量や炭の燃え具合によって調節。
上の台を左右に行ったりきたり。
あぁ、忙し。
今日のスープって?
ポワローねぎのスープ。
みじん切りにしたニンニクとポワローのざく切りをオリーブオイルで炒め、
水とコンソメキューブを加えるだけ。
これだけだけど、かなりおいしい。
ねぎは体が温まるよね。