しばらく滞在していた入り江を離れる時が来ました。
と言っても、島を離れるわけでもなく、北西に3時間半ほどの移動。
本当はもう少し早く移動したかったのですが、
フランス本土に注文した小包が届くのを待っていたり
(なかなか届かず、郵便局の仕分けセンターまで何度も足を運んだり)、
船の設備に必要なパーツを港近くのお店で買う必要があったり、
食料や水の蓄えを準備したり…と、なかなか出発できずにおりました。
移動せずにいた最大の理由は冷凍庫の設置だったのですが、
見積もりをしてくれていたお兄さんにメッセージを送るものの連絡が来ず…。
この件は結局はしばらく諦め、これから向かう他の島に期待することにしました。
あぁ、当分まだ冷凍庫なしか〜。😩
期待していたものが目の前から消えるということはダメージも大きいです。
今回の移動は、実は隣の船の 子連れ一家も一緒なのです。
彼らは近々NYを目指し、北上していきます。
私たちが移動する場所で何日か一緒にアンカリングした後に、USへと向かいます。
もうすぐお別れ〜〜。😢
今まで夕陽が沈む時に見えていた この景色の向こう側が目的地。
久しぶりのナビゲーションで身体が鈍っているのがよ〜くわかります。
いろんな事を忘れてる…。😲
その一方、ミカ姉さんは超リラックス。
お腹を上に向けてイビキをかいて寝ております。
いつも気になっていた 遠くに見えた島のすぐ脇を通って…
小さな入り江へ到着。
水の透明度の高いこと!下を見ると、魚がウヨウヨいるのがわかります。
そして、何週間か前に来ていた 潜りの師匠と再会!
ウェルカム フィッシュとして夕方には早速獲物を持ってきてくれました。
大きな鰆と、イカ。
早速、子連れ一家と師匠に声をかけて 夕飯を招待することにしました。
よーいドンで1時間後にスタート。
急いでご飯を炊いて、魚とイカを捌いてお刺身に。
長いことお肉を食べていないだろう師匠の娘には牛肉のBBQを用意して…。
たくさんの美味しいものを前に、賑やかに楽しい夜を過ごしました。
もちろん、お刺身も大好評。
翌日は、また師匠から魚の差し入れが。
Jackfishという鯵を大きくしたような魚。
この辺りはお店もないので、この「魚宅配便」が本当にありがたいのです。
ニコラにも、この技を覚えていただかないと…。
でも師匠のように潜るには、重りベルトと足ヒレが必要で…。
足ヒレは先日壊れてしまったんですよね…。
スポーツ洋品店も閉まってると思うので、葛藤の日々が続きます。