ちょっと更新が遅れました。
実は、ニコラの家族に訃報があり、南西部へ行ってました。
お世話になった伯父さんのお葬式…。
ニコラの実家がBordeauxの北へ引っ越してから、
以前に住んでいた Lot-et-Garonne ロッテガロンヌへは
なかなか行く機会がなくなってしまいましたが、
機会がある度に、親戚巡りはしていた私達。
伯父さんには、年末年始に会うことができたことが、何よりも心の救い。
実は、「tonton トントン(おじさんの意味)に会えるのは最後になるかもしれないね…」と言っていたのですが、実際、会ってみると、思った以上に元気そうだったので安心していたのですが…。
朝4時半前にパリ郊外の自宅を出て、キャミオンで高速を使わずに直行して、
14時45分に到着。セレモニーの15分前でした。(汗)
途中、外食する時間もなく、用意していたオニギリでなんとか腹ごなしをして…。
会場前にはたくさんの人。
懐かしい親族にも会うことができて、心が緩む瞬間。
1人の青年に挨拶しながら「誰だっけ?」って心の中で思いつつ、ニコラに聞いたら、従兄弟の名前を言うではありませんか。
イヤ、若すぎる。ってことは…息子?
14年ほど前に、その従兄弟の家に遊びに行って、小さな男の子がいたのだけれど、
名前を言ったら、まさにその子でした。
もう20歳…。おばちゃん、歳を感じた瞬間。(苦笑)
一方、私たちの結婚式に来てもらって以来、会うことのなかった 従姉妹の娘に、
「coco?変わってない〜〜!」って言われて、
ちょっといい気分になった瞬間。
ニコラのパパと、弟も来ていて、知った顔があってホッとしたのか、
Ninaっちはお爺ちゃんとくっついてました。
セレモニーが始まって、家族や友人が故人のことを話したりした後、
伯父さんの若い頃の写真から…兄弟、従姉妹、友人、家族…と、
たくさんの写真がスライドショーで映されました。
その中に、Ninaっちが赤ちゃんだった頃の私達、
もうちょっと大きくなったNinaっちと私達。
どちらも伯父さんと一緒に写っていたものですが、
それを見た途端に、涙がじわーーーーっと。
お世話になったんだなぁ、としみじみ思いました。
その日は、近くの従姉妹の家にお世話になることに。
セレモニーの間は上着も要らないくらい、汗ばむほどいい天気だったのに、
夜には豪雨。
晴れた後には、キレイな虹が二重に出てました。
家庭に問題があって親と暮らせない子供達を受け入れている従姉妹の家。
来る度に、笑顔で迎えてくれる女の子たちは、会う度に大きくなって…
今回は、Ninaっちの要望で、子供達だけでパジャマパーティー。
でも、この後、Ninaっち、私達のベッドへ潜り込みに来てました。
ズルい。
翌日、向かったのは、tontonでなく、そのパパ(つまり、ニコラのお爺さん)のお墓参りに。
前にも一度、来たことがあったけれど、お爺さんの名前が 亡くなった伯父さんと一緒だったという事に、
今更気づく…。
南西部は春休みに突入してましたが、Ninaっちはまだ学校。
(フランスでは、年末年始と夏休み以外は、
3つのゾーンに分かれて1週間ずつヴァカンスがズレています。)
4日振りに自宅へ戻ってきました。
やれやれ…という感じ。
人間も疲れてますが、お年を召した この方も、相当疲れているようで、
夜は、さっさと自分のベッドへ上がっていって、熟睡。
翌日、昼間も白目をむいて寝ております。
この、丸まった脚が好き❤️
そして、日常生活がスタート。
荷解き、買い物…で、なかなか元に戻れません。