coco、ヴァンヴの蚤の市に行く。 ストレス溜まるぞ、フランス生活の巻
なんせ、わたしゃ、パリの蚤の市、初体験。日本からのお客さまもかなり多かったなぁ~。
そりゃぁ、楽しいでしょうねぇ、こういうものが大好きな方には!私も早く回りたくてウズウズしてたもん。
宝物箱をひっくり返したように、可愛い雑貨たちが、キュキュキュッとここに集まって、クタクタに探し回らなくても自然と目に飛び込んでくるんだから…。
でもねぇ…。あんなに楽しみにしてたのに。いつかは行きたいなぁ、って思ってたヴァンヴなのに…。何も買えなかったんだよねぇ。(涙)
売ってる人に心が通ってにゃい!
歩いてたら、日本人若者4人グループが、小さな黒板を買ってる最中だったのよね。
(おうちカフェで紹介しているようなものの、もっと新しいヤツ。)
売主のマダムとの会話が耳に入ってきて…まぁ、値段はそこそこ。妥当かな、と思ったけれど、そのマダムの口調が許せない!日本人には判らないと思って、とっても乱暴な言葉遣い。まるで、犬や猫に接しているような言い方なの!ビックリしちゃった。
どんなに安くても、こんなマダムからは買いたくないね。
それから、私、唯一欲しいものを見つけたのだ。状態もまぁまぁ。高いかなぁ~と値段を聞いたら、それほどでもなかったので、買うつもりになっていた。
でもいつもの癖で、どんな時でも「ねぇ、負けてよ」みたいなカンジで「セ・ポッシブール…(この後に値段が入る)…?」と言いかけたときに、店のおっさん、「ノン、ノン、ノン…パ・ポッシーブル」(ダメ、ダメ、ダメ。絶対ダメ)だって…。(驚)
最後まで聞きやしない。 買いたい気持ちも一気に吹っ飛んじゃった。
仮に買ったとしても、それを見るたびに、あのイヤなおっさんの顔が目に浮かぶしね。
いつも行く蚤の市は、田舎のおっさんやおばちゃんが相手で、値引きを持ちかけながら会話が弾んで楽しいのに、ここでは無理そうだな。第一、値段も高いよ。
ヴァンヴを離れて、嫌な気分を切り替える。
家路に戻る途中、いつもの13区へ寄る。お目当ては中華街でPhoを食べて帰ること。
駐車場の行列で待っていると、歩道になにやら人だかり…。
なんだろう?
寄ってみると…。
名前を飾り文字で書いているらしい。
これをお家で飾るの?ウ~~~ン…。
中華系のスーパーは、日本食スーパーに比べて安いことと、バラエティー溢れた品揃い。
(中には何に使うものか不明なものも多いけどね。)お肉や野菜が新鮮。
品物はいいんだ、ココ。 でもねぇ…。
社員教育がなっとらん!フランス人以上に…。特にレジ係…。
私たちは、どこのスーパーでも「ボンジュール」って言うんだけど、ここのレジの人、絶対無視するね!(聞こえてるんだよ。) しかも、同僚なんかには、笑って会話してるのに、こっちに振り返った途端に ブスッ としてるの。(この切り替えもナンだと思うが…)
また気持ちを切り替えて、(コレ、多いなぁ~。) Phoを食べに行く。
美味しい物を食べて、ちょっとは落ち着いたよ。
今日は復活祭の月曜日。祝日。
至るところで、郊外の蚤の市をやってるけれど、ニコも仕事なので、おとなしくお留守番。
1人で行ってもつまんないしね。