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フランス存在日記

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タグ:hammam ハマム ( 8 ) タグの人気記事

ハマムの現在形

年が明けてからもう5日も経つんですねー。
あっという間に、ニコラの仕事復帰の日となってしまいそうです。

年末までに更新しておきたかったハマムの記事
早速、続編です。

前回は、上を中心にタデラクトを施しましたが、今回は下の部分。
膝から下って、結構やりづらいものです。
ベンチの下も、こんな風に寝そべって…
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白い下地を2~3回塗った後に…
↓ わかるかな?
茶色が少し入ったグレーのパテを塗っていきます。ゾウさんの色みたいね。
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ハマムを入って右手、小さな浴槽を囲んだベンチのほうも…
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こんな感じの色に塗っていきます。
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アップで見てみましょう。こんな感じ。
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このゾウさんパテを塗ってると、なんだかあるものを想像してるのですよ。
緑の部分は抹茶アイスだったけれど、今回は…
b0069848_654358.jpgネット上から画像をお借りしてきました。

 アレッポの石鹸!


いやぁ、この緑色と、周りのオリーブグレー、
タデラクトの作業をしながら、アレッポ石鹸が頭の中をグルグルしておりました。


さて、一応タデラクトの作業も終わりました。

では、中を覗いてみますか。
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by exmouthcoco | 2010-01-06 07:24 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(37)

抹茶色になったハマム

前回に引き続き、ハマム内のタデラクトの話です。

前回は真っ白な下地を2回ほど…。
これをある程度乾くのを待ってから次の工程へと進みます。
が!この乾き具合が始めての私たちにはいまいちわからない!
初めてというのはこうした些細なことにつまづくのですね…。

仕上げ塗りのパテは、下地と同じ材料を使いますが、若干、配合が変わってきます。
そして、今回は色を加えます。私たちが選んだのは緑!
ルミ子師匠によりますと、「乾くにつれて色が白っぽくなり、最終的な色はその時にならないとわからない」だそうで…。奥が深いですねぇ、タデラクト。
ポリバケツ一杯分作ったパテに、さて、どれだけ色を加えていいのやら…。
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大胆に入れました!

混ぜて混ぜてこの通り。頭の中は抹茶アイスでいっぱい。
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さて、この抹茶パテを下地の上に塗っていきます。
アーチ型の天井、壁の上半分…かなりのスペース。
水の入ったスプレーで壁を湿らせながら(←乾きすぎるとヒビ割れの原因に)
コテをなるべく壁に押し付けてパテを塗る…という、かなり根気の要る作業でした。

2~3度塗りを終えて、これをちょっと乾かしたところで、プラスチックの板でその面をなでていきます。
粗かった面が、これを繰り返すうちに段々と粒が揃っていくのか、つるりとしてくるから不思議。
常に壁と話しかけている状態が続きます。

ごめんなさい、このとき、忙しくて写真どころではありませんでした。
この時点でヒビ割れができてたら、また湿らせてパテを塗り…その繰り返し。

道具は主にコレでした。
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パテを塗っていたのが、このコテ。
四隅が丸くなっていて、しなやかなステンレス製のもの。大中小と揃えてます。
ボトルに入ったものが Savon Noir 黒石鹸 液状になってます。
右下にあるのが石。え?それは見ればわかるって?
せっけん液を塗って、石のツルツルした面でキュッキュッ?ゴリゴリ?と円を描くように磨いていきます。

これがねぇ…かなりデリケートな作業で、あまり力を入れすぎると、石がコケっとつまづいてしまって、
タデラクトの面がはがれてしまう…。
この場合、またパテの作業からやり直しです。ふぅ~。
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石で磨いていくと、鏡のようにツルンとした表面になります。
水もきちんとはじいてくれます。
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↑これはハマムでなく、別のところで施したもの。光ってるのがわかりますか~?

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通常は、一つの面をじっくり時間をかけてやるらしいのだけれど、
無知な私たち、天井から壁から、一度にたくさん手がけてしまったので、
この磨くという作業が本当に本当に大変でした。
時には真夜中1時半近くまで磨き続けてたことも。
疲れて眠いんだけど、明日の朝には乾いてしまう!今のうちにやらないと!と、そんな感じでした。
今では懐かしい思い出ですが、初心者ならではの哀しい過ちでもありました。へへっ。
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常に乾き具合を見ながら、タイミングをつかんでのタデラクトの作業、
本当に大変でした。

でもね…まだまだ続くのです。
続きはまたあらためて!
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by exmouthcoco | 2009-12-20 06:18 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(20)
久々に家の作業の話題です。

今回は、Hammam ハマム 内をちょっとデコレーションしていきます。

モザイクタイル!
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一枚のシートを3列ずつに切って、それを横に並べて使います。
これで壁を上下に2分割する作戦。

ハマム内が単色だと面白くないことと、
2つに分けることによって、作業も分割できるという利点が。
前回、ベンチや壁の一部分に貼り付けた暖房(電気ケーブル)は
当初の予定外だったために厚みが生じてしまったので、
このモザイクで線引きすることによって、厚みを感じさせないこともできるわけです。
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モザイクタイルの中には、きちんと並んでいないモノがあって、
このいい加減さがいかにもフランスという感じがするんだけど、
日本にはこういう商品があった時点ではじかれるのでしょうね。

さて、モザイクタイルを貼り終えたら、次はいよいよ漆喰作業の準備に取り掛かります。
この漆喰というのがこれまた大変で…

私たちが選んだ素材は、タデラクトと呼ばれる モロッコ漆喰。

ちょっと艶やかで、歪んだ曲線が美しく、しかも耐水性にすぐれている素材です。
ネット上で、うまく説明しているサイトを見つけました。→タデラクトとは
ちょっと前まではググってもタデラクトってほとんどヒットしなかったのに…
ものすごい数が出てきてビックリ。
伝統的なイメージがある左官屋さん業界でも、時代の波は押し寄せてるんですね。

これに関しては、このブログでおなじみのルミちゃんが、実際に彼女のキッチンでタデラクトの作業を体験済み。ルミちゃん、師匠と呼ばせていただきます。
実際に師匠自ら足を運んでもらって実演してもらうチャンスがあったのに、我が家のほうはその準備ができてなかったりで、結局はド素人二人で始めることになりました。

材料は、大理石の粉(粒子の異なる2種類をミックス)、そして、写真にある 石灰 が主なもの。
石灰といってもいろんな種類があるようで…これじゃなきゃダメなんだそうです。難しいな。
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↑ まだコトの大変さをわかっていないキャプテン。 笑顔です。

これを混ぜるのが本当に大変で…。
下地用として、ゴミバケツ2つ分作りましたが、いったい何時間かかったかな?
マスクをしているものの、鼻の奥や喉が石灰で痛いし、上から下まで真っ白け。
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さて、準備ができたところで、実際にやってみましょう!
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↑ 写真の左下、この赤いかっぽう着をつけた人は私ではなく…
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この時、手伝いに来てくれていた母。その節はありがとう。
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この写真で説明すると、右側のほうが下地を施したところ。
下のほうにモザイクタイルがあって、その下はグレーなのがわかりますか?
これはまた次回の施工となるわけです。

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これが第一回目の下地が終わったところ。
なんとなくハマム!って気がしてきたでしょう?

でも、一度にこんなにたくさんやってしまって…後々後悔することになるわけです。
続きはまたの機会に。

あぁ、タデラクトって奥が深い…。
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by exmouthcoco | 2009-12-11 05:26 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(28)

簡易?寒さ対策@ハマム

ご無沙汰しておりました~~。
10日ほどニコラの仕事が休みだったので、リフォーム強化週間でした。
ミカを迎えてから夏休みがあったりして、しばらく休んでいたリフォーム作業。
手付かずだった浴室&ハマムに取り組んでおりました。
今は、忍耐&テクニックを要する漆喰を塗る作業に取り掛かっておりますが、
まずその前に、前回の続きから…。

前回は、ハマムの空間を作り上げるまででしたねー。
実は空間が出来上がった時点で、ハマムの機械の試運転を兼ねて実際に体験してみたのでした。

ものすごい蒸気。最初はあまりにもすごくてむせ返るほど。
向こうが見えないくらい、もくもくしてます。
温度も湿度も申し分ない!


合格!


と言いたいところでしたが、一つ問題が…。

ベンチに座ると!


寒い!ではないかっ。

立ってると快適なんだけど、それじゃ意味ない!

最初に床を作る時点で、床暖房のようなシステムを考えていたんだけど、
手作りするにはあまりにもコンプリケ(複雑)で、
かと言って、市販の床暖システムを購入するほど予算はないし…。
「ハマムのスチームが高温だから、大丈夫だろう」と思っていた私たち、見事に間違ってました。

il||li _| ̄|● il||liガーン

そんなある時、近くの日曜大工のお店のカタログで新しいシステムの暖房を発見したニコラ。
ものすごく興味を示し、いろんな人にこの製品について聞きまくり、ついに我が家で取り入れてみることにしました。

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この、赤いうねうねが電気のケーブルで、ほんわりと暖かいそうで…
コンクリート、タイル、フローリング…どんな床材にも対応するらしいです。
しかも、消費電力が普通の暖房に比べてかなり少ないので、ありがたい。
あ、でも、あくまでも、「冷たくない。ほんわか」という暖かさまで。
ガンガンに暖めたいという人には不向きかも。

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壁に背中をもたれても寒くないように、壁の下のほうにも貼り付けて…。
というか、全体にケーブルを配置するのに結構苦労しました。
壁からパラリと倒れるし、全ての面にうまくケーブルを張り巡らすのに
何度も指でなぞって…つまり、一筆書きですからねっ。
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こんな感じに。
熱が加わっても大丈夫な、繊維が入った接着剤を水で溶いてくっつけていきます。

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下の小さなプールのような凹み部分。
ここは水を溜めて使ってもいいようになっているので、万が一に備えてタイル貼り。
排水口に水がキチンと流れるように、角度も計算されております。

さてさて…これでやっと!下準備OK。

これまで長い工程だったけど、まだまだやっと折り返し地点くらいです。
先は長いのだ…。
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by exmouthcoco | 2009-09-11 21:44 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(22)

ハマムの天井を作る!

わんこの話題ですっかり盛り上がり(?)、気づいたら8月に突入してました。
予想いただいてる通り、日中はわんこ2匹と戯れて、リフォームは全くと言っていいほど進んでおりませぬ。(汗)

さて、今回はリフォームの話題。
断っておきますが、これは現在でなく、過去の作業の様子です。
前回は、ハマムの一部の床を石畳にするという壮大な計画でしたね。(笑)
壁と床が続いたところで、今回は天井ですっ。

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発泡スチロールのような、硬いスポンジのような素材にメッシュと塗料のようなものがついてるパネルを使用。
コレ、軽くて丈夫。その上、保温性抜群&湿度もOKということで、浴室によく使われる素材だったりします。
パネル本体と、それを張り合わせるボンドが高価なのがマイナスポイント。
なんでこんなに高いかな~。

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それをこんな風に乗せてビスで固定していくわけです。
木材とパネルの間にビスが…見えるかな?
この時に、LEDの電気も埋めちゃいます。

一見簡単そうに見える作業だけれど、実は奥が深いんです。
なぜって?

ハマム内のスペースがきちんと長方形ではない。

だから?って思うでしょう?つまりは、

天井のカーブが左右で違う!ということ。

左(写真1枚目)のカーブに比べて、右(写真2枚目)のカーブが大きいの、わかるかな?

そうとなった場合、上のパネルを切断するのも超大変な仕事。
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パネルの値段を考えると、失敗は許されません。(汗)

角度などは私が測る担当なので、実際、この時も私が線を引いたんだっけな。
でも…どうやったのか覚えておりません。今さらまたやると思うと、絶対無理。

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イメージは、西部劇に出てくる幌馬車です。↑ 左と… ↓ 右。
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横から見たところ。
うん、外側も幌馬車みたい。
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そして、上から見た図。
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かまぼこみたい!

入り口にガラス戸を取り付けて、これでなんとかハマムの空間は終了。
その後は、内装仕上げに取り掛かります。
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by exmouthcoco | 2009-08-06 06:26 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(20)

3D!石のパズル

さて、ハマムの空間の続きデス。

入ってすぐのところの床。ここを何にしようかかなり悩んだ私たち。
いろんな素材がある中、選んだものは…




石!

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イメージは pavés 石畳。
が!街の中の石畳の石って、どれも四角くて、形が統一されているけれど、
我が家の壁から出てきたものは、もちろんそんなもの、ありませぬ。
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平らな面を探して、あまり厚みのないよう、しかも水が中央の排水口に流れていくように
角度も考えながら一つ一つセメントに乗せて埋めていく。
あぁ、気の遠くなる作業。
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そして、やっと詰め終わったところ。ふぅ~~。
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まだまだ。
石の隙間が多いので、セメントで埋めていく。
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それらしくなってきたよね?きっと。
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この状態でもいいのだけれど、一つ問題があって、
石と石との隙間が広すぎて、目地剤が使えないということ。

そんなわけで、目地の隙間に小石を埋めていくわけです。
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 ↑ これはまだ目地入れてませんが…

最後に目地を入れて、とりあえずはこの石のパズルのスペースは完了。

でも、まだまだ続くのだ…。
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by exmouthcoco | 2009-07-12 05:42 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(24)
エスキモーの家の続きです。

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壁の外側はこんな感じに。
明り取りのために、ガラスブロックを入れてみました…。

入って右手にある、この穴。
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もともとは、トイレの浄化槽のような深い穴があったところ。ゲッ。
でも、両脇はセメントをキレイに打ち直し、下は土砂で埋めて浅くしてあります。

ここに小さなプールのようなものを作りたいニコラ。
排水口をつけたものの、はて…
栓をしていない時、下水の匂いが上がってこないようにするにはどうすればいいのだ?
目指すは、日本の、昔ながらのお風呂なんだけど…どうなってたっけ?
洗面所でよくある、くるりと一回転したチューブはその匂い対策だということは知ってるんだけど…。

で、解決したのがこの形。
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なるほどね。これだと常に水が入っていて、匂いが逆流して来ない。
これぞ、ニコラちゃんの知恵。

プールの底となる部分。
湿度対策のために下にビニール素材のものを敷き、セメントであのパワーボードのようなものを載せていく。
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ちゃんとお水が排水口へと流れるように角度もきちんと確認。

↓↓↓ 底部分と階段がこんな感じに。
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プールサイド(苦笑)となるベンチ部分にも同じ素材のものを載せていく。
この時も、お水が内側に垂れるように、少しだけ傾斜をつけて…。

とりあえず、こんな感じに。
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ちょっと形ができてきて、くつろぐ棟梁。

…で、一体この空間って何なの?
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by exmouthcoco | 2009-07-06 06:44 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(28)

エスキモーの家?

しばらくぶりの更新です!
約1ヶ月滞在した母も、無事に日本に到着した様子。
裏の庭で、慣れない?土いじりをメインにやってもらいましたが、
鳥のさえずりをBGMに、日が長いヨーロッパの初夏を少しは楽しんでくれたかな…?

さて、リフォームの話題、お待たせしました。
現在、浴室内を格闘中。
今やっている作業に触れる前に、これまでコツコツとやってきた過程をアップしようと思います…。


まずは、タイトルにもあるように、


エスキモーの家?
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ははーん?何でしょう?
実はコレ、2008年1月の写真。
白い素材は、湿度にも強い、熱にも強いという béton cellulaireというパネル。
日本語だと、軽量気泡コンクリートとでも言うのでしょうか…。
へー●ル パワーボードのようなものだというほうがわかりやすいかな。
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その後、壁が少しずつ出来上がって、長寿命で省エネのLED照明を埋め込んだところ。
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さらに壁ができてきて、ガラスブロックも埋まってます。
このあたり、エスキモーの家という雰囲気たっぷり。

反対側では…
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鉄を芯にして、何かを作っている様子。
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セメントを流し込んで、出来上がったのは、ベンチ。
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こちら側も壁が出来上がってきて、なんとなく囲まれた狭い空間が見えてきた。
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ベンチの下は空間あり。重いものが載っても大丈夫…なようです。
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それにしても、ここは一体…。

このリフォーム話、次に続きます。
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by exmouthcoco | 2009-06-28 06:54 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(10)

「おフランス」ってよく言われるけど、実際はそんなに優雅じゃない。普段着の田舎での生活を日々書き留めています。


by exmouthcoco