フランス存在日記

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扉をふさいで窓にする

前回のニコラの怪我について、たくさんの方にお見舞いの言葉をいただき、ありがとうございました。
あれからもうすぐ1年…。
長期戦のリフォームで初心を忘れがちですが、気を引き締めてリフォームに励もうと思います。


さて、左の窓の鉄格子を取り外し、新しい窓を取り付け終わったところ。
なんとなく、それらしくなってきましたねー。
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今回は、真ん中の空間をアタックです。

前々回に、この中央部の扉の上にあった古い鉄の横棒を取り外し、代わりにコンクリート板をはめましたね。

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さて、ここに石を積んで壁を作ります。


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単純な作業なようでいて、パズルのようで結構奥が深い。



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両脇の壁をよ~~く見つめながら、出っ張らないようにチェック。

崩れたら大変なことになるので、慎重に進めていきます。

ん?壁が薄いって?


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いやいや、結構な厚みがあるんです。



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窓の下に植木を置けるように、レンガで台を作ります。

両脇の窓と同じレベルになるようにオレンジ色の糸を張って…。

微妙に角度をつけてあります。




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我が家で選んだのは古いレンガ。

以前、壊した煙突に使われていたもの。

ところどころ色が違ったり、角が取れて丸みおびてたりするけれど、
新しいレンガにはない存在感。


我が家の窓の下にはすべてこのレンガが登場します。

さすがに煙突を壊しただけじゃ足りなくなってしまって、近くの瓦礫置き場から許可をもらって、古レンガ収集。
あのアジア人、何やってるんだろう?
そう思われてるに違いないと思うと、とても恥ずかしかったッス。


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その後...
窓がはめ込まれて、
石の目地を入れて、
外観はなんとか完了… に近い!




どうでしょう、どうでしょう…?

リノベーション前
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そして、役場に提出した予想図
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窓枠と壁が多少違うけど、いい線いってるのではなかろうか…。
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次回は、いよいよ浴室内部に突入ですっ。
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by exmouthcoco | 2008-02-24 08:51 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(24)

ニコ、危うしっ!

さて、いよいよハラハラドキドキの続きです。

電気ドリルでガガガガ…と、壁を突っつくと、当然、瓦礫の山となる。
このガレキを外に運び出すのは私の仕事。
バケツに入れては外に運び…これを繰り返しておりました。

窓の下のほう、つまり、低姿勢で電気ドリルを使ってガガガをしていた時、
同時に、私が最後のバケツを運び出す瞬間、
背後に何かが動く物を感じた。

これからはスローモーションとなります、私の中で。

振り返ると、大きなモノがニコラの方に倒れていって…

それがニコラの頭に直撃!


何が起こったのかよくわからず、宙を見ながら向こう側の壁にもたれかかるニコラ。

目が完全にイっちゃってます。

「どうしたの?何が起こった?」
一応は、喋れるらしい。
私、まだ蒼くなってマス。

だって、倒れてきたものって…
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コレ!
étai エテ というのだけれど、いわゆる鉄の突っ張り棒。
これがものすごく重い。持ち上げるにも「よっこいしょ」が必要なくらい。

しかも、この角が後頭部に刺さった訳なんです。ヒィー。

慌ててニコラに近寄って頭を見ると、ちょっと血が出てる。
急に動かしてもいけないので、ビニール袋に氷水を入れて冷やしてあげる。

ちょっと落ち着いたところで、サロンのテーブルに移動。
なんとか歩けるけど、ぐったりした様子。

医者に行かないと!!そればかりが頭をよぎる。


話が反れるが、フランスの医療制度は日本とちょっと異なり、それぞれホームドクターなるものを指定して登録してある。
この当時、我が家の指定医は、以前住んでいたアパートの近くのクリニック。その距離40km。

そこまで運転して行くのは無理、と緊急用に近くの医者を探す。
頼るべきものはイエローページ!なんだけど、ウチ、県境なので、すぐ近くの町は隣の県となって該当しない。
仕方ないので、ネットで隣町の医者を探す。

喋れるとのことなので、ニコラが直接電話してみる。
「すぐに来てください」との返事。ちょっと安心。
急いで車で医者に向かった。

Googleマップであらかじめチェックしていたので、すぐに見つかる。
受付兼、秘書の女性がやんわりと椅子に促してくれる。
ドクターは今、取り込んでいるのでちょっとお待ちくださいね、と。

大分、気分が晴れてきたのか、ニコラが秘書としゃべり始める。
ここまで来たら、もう大丈夫。普段のニコラに戻ってきた様子。
ペラペラペラ ペラペラペラ…。

15分くらい待った後、ドクターの登場。おじいさんだ!
紫色のストライプのシャツ。胸にはオレンジ色のポケットチーフ…。ある意味すごいなぁ。

事情を話した後、傷口が切れてるので縫うことになった。

--- 消毒の最中 ---
ニコラ :  「え?麻酔しないんですか?」
医者 :   「大丈夫、大丈夫。おっと…ガーゼはどこにやったかな?」
私 :    「あ、こちらにありますよ」
--- 治療中 ---
ニコラ :  「いてて…あ痛たた…」
医者 :   「ほら、我慢。大丈夫。すぐ終わるよ」

診察室の中で一緒に待ってる私。
その医者の様子がよく見える。
この医者、手が震えてる。もちろん、怖いとかじゃなく、年齢によるものだと思うんだけど。
大丈夫なのかなぁ?ってちょっと心配になる。

何針か縫った後、いよいよ糸を切るというところ。
ここでちょっとハプニング。

医者 :  「マダム、こっちに来て、この糸を持っててくれませんか?」

え?私に頼むのか?近寄って、糸の端っこを持つ。

このナイロンの糸、黒なので、髪の色が真っ黒なニコラの毛と同化する。
おっっ。医者がナイロン糸を誤って放してしまった。
もうどれがどれだかわからない。(苦笑)
ピンセットで摘もうとすると、ニコラの毛だったり、やっとナイロン糸を見つけたと思ったら、手のブレであっちに行っちゃったり…。

ふぅ~~。苦労しました。
でも、その間、麻酔もなく、耐えてなきゃいけないニコラもさぞ辛かっただろう。

その夜、本来は夜勤だったのだけれど、医者の診断書を出してもらい、仕事は休み。
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↑ 季節だったので、タケノコも写ってマス。(笑)

今だから冷静になってこう振り返られるけれど、この時は本当にびっくりした。
死んじゃうんじゃないか?って一瞬思ったりして。

工事現場は危ない、ってあらためて肝に銘じた出来事でした。
étai エテなど、重いもの、倒れる危険性があるものは横にしておかないとですね。

考えてみたら、この事故があった日は4月25日。
13年前のこの日、私たちは出会ったのでした。
今年もこの日は気をつけないと…ですね。

次回はさらにリフォームの様子が続きます。
よい週末を!
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by exmouthcoco | 2008-02-16 20:19 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(44)

新しい窓に備えて…

さて、ブロックで壁を作った後は、ブログでも紹介した通り、以前の記事から。
そして、その後、ぷっつりと屋根の話題がなくなりました。(苦笑)
というわけで、反省をこめて、1年後の今、こうしてあらためて書いてみてるわけです。

その時の最後の様子はこんな感じだったかな。
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右に窓が1つ。
そして、中央にドアの空間が1つ。ここは後にふさいで窓となる予定。
左にも鉄格子がついた窓が1つ。これを新しいモノに交換。

ということで、今回は窓の話題。


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まず、中央部から。

ここは以前は小さな木の扉があって、内部は畳1畳半くらいの空間だったところ。

倉庫代わりに使っておりました…。



壁を支えている横の鉄の棒がサビを超えて溶けちゃってるし!(しかも、水平でなく斜めってる)
それに加えて、石の目地をちょっと突っついてみたらこんなに大きな穴が開いてしまって、


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→ → →
非常に
キケン!
→ → →



というわけで、この部分には、鉄の代わりに、既製のコンクリートの板をはめて参ります…。
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まず、コンクリート板よりもかなり大きめに壁をくり抜き、特に上部は石も取り除いていきます。

キチンと水平を取って固定させたら、セメントを打っていきます…。


上手く固定できたら、上からセメントを流し込み、石を埋めていきますよ~。
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と、できたのが
この写真。

完全に固まったら、下の支えを取り払います。



さて、お次は左の窓。
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もう始まっちゃってます。(苦笑)

内側から見たところ。

弾丸を浴びたような壁になってますが、
壁の中に壁を作ってあったのね…。



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内壁を取り除いたら、
ちょっとだけ空間が広くなって喜ぶ私。

この後、古い窓枠が撤去され、
檻のような鉄格子も外され、
なんとなく開放された気分。


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新しい窓枠が登場。

セメントで脇を固めて、無事に設置。


内側では…

ドドドド…毎日、こんな音が響きます。


そして、この後、事件がっ!
ニコラ危うし!ココ大ピンチ!

というわけで、いいところで次回に続きます。

週末はPCから離れマス…。コメントの返事が遅くなりますので、ご了承ください。
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by exmouthcoco | 2008-02-08 21:33 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(22)

カレージの壁作り

前回の最後の写真で、足元にチラリと写ってますが、ブロック塀を積んで壁を作る作業に進みます。

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壁の基礎となる部分を作るべく、
溝を掘り掘り…。

以前の大きな木製扉を支えていた
柱についていた鉄の棒。

これが地中深く埋まっていて、
なかなか抜けない!



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砂利を敷いて、鉄の格子を入れて、
準備完了。

ここにセメントを流し込んでいきます~。



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このセメントの左側に並んだ石たち…。

ハイ。これが後に石の壁へとなるわけです。



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日本のブロックとちょっと違う!というのが第一印象。
しかも、上が平ら、下に穴が開いていいのか…?ふーん。
ここまで来ると、石壁用の石たちがお行儀よく並んでいるのがわかるかな。

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子供の時に、父親がブロック塀を作っていたのを思い出す…。
近所の人が通るたびに、「cocoちゃん、偉いわねぇ。お手伝いして。」と言われるのに対し、
「邪魔ばっかりするんですよ。」と、父。

この差が、日本人とフランス人との違いかな。
オットは人前でも、妻のことを褒めまくる。(・ิಐ・ิ)
人には、「すごく働いてくれて、しかも上手いんだよ~。」と。
ここまで来ると、ちょっと恥ずかしいけど。へへっ。

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大分積み上げたところで、窓枠作り。
窓の上部分には、すでに出来上がったセメントの板を乗せる方法もあるのだけれど、今回は、U字型のブロックに鉄とセメントを流し込んで作った。
その写真がコレ ↓↓↓
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反対側は高さを揃えるためにブロックは使わず、鉄を壁に入れ込んで、セメントを流していく。
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一部、出来上がりの図。
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さて、屋根を取り払ってからの作業となりましたが…
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さらに2段ほどブロックを積んで、その後は最終的にこんな感じに。
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おもちゃのブロックは楽しいのになぁ…。
実際のブロックは重くてツライ作業だった。ふぅ~。
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by exmouthcoco | 2008-02-02 08:31 | 我が家のリフォームとDIY | Trackback | Comments(28)

「おフランス」ってよく言われるけど、実際はそんなに優雅じゃない。普段着の田舎での生活を日々書き留めています。


by exmouthcoco