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フランス存在日記

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ハトの館

ちょっとの間、音信不通でした。
我が家の場合、インターネットとテレビ、電話が1つのモデムでつながっているので
ネットが使えないと、テレビも電話もダメなわけです。
鳥の声が響く静かな村で、家の中はシーーーーン。
我が家だけ、19世紀の生活をしているかのようでした。(笑)
あ、でも電気や水道はあるので、ある意味文明社会ではありますが。

3週間近く滞在していた母も、日本へと戻りました。
無事に到着したかどうか電話をしたいけれど、電話が使えないこのつらさ!
1日経って、やっと連絡がとれてホッとしております。
母には食事の用意や家事にまつわる雑用を手伝ってもらっていた分、
これからはまた自分の力でこなさないといけませぬ。
いろいろとどうもありがとう!


さて…書きたいことは次から次へとあるのだけれど、
先日、貴重な体験をした時のことを。
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我が村の教会。
100年くらい前のポストカード。
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面影はあるでしょう?

タイトルにあるのは、実はこの教会のこと。
住民でも普段はなかなか入れないこのてっぺんの部分に入れてもらいました。

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我が村では朝7時から夜10時まで30分ごとに鐘が鳴ります。
最初は誰かが鐘を鳴らしてるのかと思ってたけど…そんなことはないよね?
今まで謎だった仕組みが、やっと解決!
15~16世紀くらいの教会も、現代ではなかなかハイテクなものが使われてるようです。





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上のほうにはこの小さな扉から入ります。
この時点では、どんな景色が見れるのかワクワク!

人がやっと通れるくらいの石の小さな螺旋階段を上っていくと、途中、ハトの死骸が…。ヒィィーーー。
そして、上の階に到着。
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ん?足元、なんだかフカフカしております。
ここにもハトが死んでいる。ううぅっ。

上からバタバタとハトが飛んで来る!ギャ~~~~っと絶叫するのは同行したお手伝いのMさん。
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ここからは鉄のハシゴに上ります。
常にハトが頭の上を飛んで来る状態。ちょっとビビリながらも進みます…。

あちこちフカフカしていて…ん?ハトの糞だらけ!ゲッ。
良く見ると、あちこちに巣があって、卵があったり、雛がいたり…なんだか目が回りそう。
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こんな所でも、キャプテン、なんだかうれしそうだな。

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毎時間、鳴らしてくれるのはこの鐘なんだーー。
でも、糞だらけ。ここを掃除するのも命がけだよなぁ。

さて、お目当ての頂上辺りに到着。(見えないけどよじ登ってます)
我が家は見えるかな?
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見えた!
裏側だけど、青い線のところ。
右側の白っぽいのは、瓦の葺き替え中の屋根。

ハトの雛や死骸を避けながら、ハトの糞を踏みながら、
自然界のすごさを見せつけられた感じ。

増えすぎて教会の建物自体が傷つけられて、村の対策で時には間引きしているようだけれど、
沢山のハトの中から十匹くらい撃っても全く変わらないと思うのだけれど…。

人間との共存ってやっぱり難しいんだな。

実は私…ハトが苦手。遠くのハトのカップルを見ている分には好きなんだけど。
昔通っていた職場の近くにハトを売ってるお店があって、そばを通る時も自然と息を止めていたくらい。
それが今はどうよ。ハトの館に突撃なんて!
人間も変わろうと思えば変わるもんだ。
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by exmouthcoco | 2010-06-01 06:55 | こんな所行った…

「おフランス」ってよく言われるけど、実際はそんなに優雅じゃない。普段着の田舎での生活を日々書き留めています。


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